自分の思いと相手の思い
先日
「寄り添う」
という事について書かれた記事を読んだ
そこに書いてあった体験談の中に
ニンジンジュースが
「がんに効く」
という話を聞いて
胃がん患者のご主人に
毎日ニンジンジュースを
飲ませ続けた
という体験談が書いてあった
(-ω-)/
奥さんは
ご主人の病気を治したい
そんな気持ちで
毎日何本ものニンジンを
ミキサーにかけた
抗がん剤治療の副作用で
口内炎だらけになり
痛みで口を開けられなくなっても
奥さんは毎日
ニンジンジュースを
飲ませ続けたらしい
(・.・;)
ある夜
痩せて体力が落ちたご主人が
「いい加減にしてくれ」
と奥さんに向かって叫んだそうだ
その時にはじめて
自分が寄り添っていたつもりが
ご主人の方が自分の気持ちに
寄り添ってくれていたんだ
と理解したそうだ
( ゚Д゚)
(参考HP) AERA dot. https://dot.asahi.com/aera/2021040600035.htm
私も
父が前立腺がんになった時
「がんに効く」
というお茶を購入して
送った事があった
(-_-)
当時の私は
がん=死
と言うイメージを持っていたから
「がんに効く」
というなら
飲んで治ってほしい
そんな気持ちだった
父は
少し苦笑いしながら
「ありがとう」
と言ってくれたが
実際飲んだかどうかわからない
( 一一)
患者に寄り添うって事
自分が病気になって
その意味がわかったよ
患者自身が
どうしたいか
その気持ちが
一番大事なんだよね
(^ω^)
家族や周りの方のサポートは
それが
できるようにしてあげる
余計な慰めの言葉をかけるより
黙って気持ちを聴いてあげる
それで十分な気がする
(*´꒳`*)
がん哲学外来の樋野先生は
患者の相談の中で
最も多いのが家族との関係
治療に関しての事も
患者と家族の思いにズレがある事が
よくあるそうだ
( ̄д ̄)
沈黙も「わからない」も愛 病院にお見舞いに行った時、言葉を交わし合う会話だけが大切なのではありません。 「意外に元気じゃない?」 「仕事のことなんて忘れていいからね」 など、沈黙に耐えられず、余計な言葉をかけるより、病室で30分、お茶でも飲みながらのんびり過ごす方が、患者さんは安らぎを感じるかもしれません。 なんて言っていいからわからないから行かない、ではなく、ただ側にいることが人を慰めることもあります。これが対話です。 言葉は魔物です。思ってもいない言葉で傷つけそうなときは黙る、そしてわからないものはわからないと言いましょう。 「人生を変える言葉の処方箋」より いのちのことば社 樋野興夫
患者同士が気持ちを吐き出し
寄り添う場の
「がん哲学外来カフェ」
4月17日に
花野井バプテスト教会での
開催をお知らせしたが
コロナまん延防止等重点借置が
適用となったので
中止になってしまった
こんな時だからこそ
吐き出したい気持ちもあるのに
残念!
早く開催できる日がきますように
( `ー´)ノ
↑ランキングに参加中!ポチッとお願します
こちらもついでにポチッとお願します⇒https://blog.with2.net/link