悲しい知らせ
昨日
また
訃報の電話が鳴った
( ゚Д゚)
亡くなった方は
白血球を上げるために
階段昇降をするとよい
と
教えてくれた方
(-ω-)/
この方は
ピアノの生徒のお父さん
電話をくれたのは私の生徒で
高校3年生の娘
(。-_-。)
普段は
LINEでのやりとりなのだが
学校がある時間帯に
電話がかかってきたので
とても嫌な予感がした
(;’∀’)
電話を取ると
「先生・・・」
そう言ったまま泣きだした
予感的中だ
そう思って私も体中が震え
涙が溢れ出た
(T_T)
彼女は
父が亡くなった事だけを
必死で伝えると
大学生の兄が代わって
状況を説明してくれた
兄も私の教え子
(-“-)
お母さんの様子が気になった
とても仲のよいご夫婦で
弱みを他人に見せず
頑張っているご主人を
いつも不安な思いで支えていた
私は出先での受信だったので
戻ったら家に行く約束をした
( ̄д ̄)
家に行くと
お母さんがドアを開けてくれた
私は思わず彼女を抱きしめた
私はピアノの先生という立場だけでなく
いろんなご縁で
一家とはお付き合いがあったので
それぞれの立場や気持ちが痛かった
(-_-;)
生徒のお父さんとは
私が抗がん剤治療を始めたばかりの頃
「僕は肺がんです。一緒に頑張りましょう」
そう励ましてくれて
固く握手をしあった
( `ー´)ノ
同じ病院に通っていたので
時々顔を合わせる事もあり
血液検査の結果が悪くて
落ち込んでいた時
階段昇降の事を教えてくれた
(^_^;)
あの頃は彼も体力があり
階段をスタスタ上がって行き
私はその後をついて行った
(^^)
私が治療が終わり
経過観察になった事を告げると
夫婦揃って喜んでくれた
でも彼は
反対側の肺や首にも転移し
半年前には脳にも転移をし
延命のための治療を続けていた
( 一一)
子ども達2人が
ピアノを始めたのは
お父さんの影響
お父さんも小さい頃
ピアノを習っていて
自分が弾けてよかったと思ったので
子ども達にやらせたかったそうだ
(*^^*)
なので
2人の子ども達は
お父さんのためにピアノを弾いていた
特に
お父さんが病気になってからは
子ども達のピアノの音色が
いろんな励みになっていたようだった
(*´▽`*)
今年の3月の発表会では
娘が
リストの「愛の夢第3番」を弾いた
この曲は
お父さんの好きな曲だったそうだ
お父さんは脳転移のため
放射線治療中だったが
息子の運転で
会場まで聴きに来てくれた
(*^^*)
終了後
ステージ横にいた私の所まで
挨拶に来てくれて
様子を尋ねると
「いろいろあるけど大丈夫」
と
ニコニコ笑顔で答えてくれた
彼と会ったのは
それが最後
(>_<)
娘は発表会後
「大学受験が終わったらまた来ます」
そう言って
しばらく会っていなかった
(‘_’)
お母さんは
自宅で
エステをやっているので
時々私は行って
ご家族の様子を伺っていた
(゜-゜)
最後に行ったのは
4月の終わり頃
あまり状況はよくなく
酸素ボンベをつけて生活をしていた
どんな事があっても仕事だけは
続けていたが
それも難しい状況
となっていたようだった
(~_~)
薬が効かなくなると
また新しい薬を使い
副作用にも苦しんだ
そして1週間前
もう使える薬はないと
主治医から
告げられたそうだ
(;・∀・)
それでも何とか治療してほしい
と
自ら主治医に頼み
以前使って
少し効果のあった抗がん剤を
来週からやる予定だった
そんな矢先の容体の変化だった
(´-ω-`)
昨日は
お母さんと娘と息子の3人から
最後の時の様子を教えてもらった
とても考え深い話もあり
もっと記したい事があるのだが
今日はとりあえず
ここまで✋
どうか安らかに✨
ご冥福をお祈りいたします♰
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治療が決まって情報を集めてまわっていた時、階段を上がるブログを読みました。
数値が低くなったら階段を上り下りしたらいいのね!とメモりました。
私は治療を延期する程に数値が下がることはなく、実行することはありませんでしたが、これから始まる未知の治療に挑むのに際し、心強い情報でありました。
残念です。とても。
とても残念です。
すみれさん、コメントありがとうございます。
階段昇降はエビデンスがある事ではないのですが、亡くなったご主人から聞いてからは、必ずやっていました。
その後はすべて1回で血液検査は合格していましたので、私はバッチリでした。
主治医に話をしたら笑っていましたけれど、「他にもやっている方がいるようですね」とも言っていましたので、
気持的にも違うのかもしれません。
今は私も辛い気持ちですが、彼から学んだ「諦めない前向きな気持ち」を伝えていければと思っています。