最後の日

朝起きたら

昨日の出来事が

嘘であってほしいと思っていたが

現実に起きていたことで

送ったLINEは

既読になっていなかった

( 一一)

いろんな方々に連絡をしたり

連絡がきたり

みんな突然の訃報に

驚くばかり

そうだよね

昨日の昼間には

いつものように笑っていたんだから

(-_-;)

一緒にいた友人から

最後の時の様子を聞いた

私が帰った後

「ちょっとだけお酒飲もうよ」と

彼は友人を誘って

飲みに行ったらしい

( ﾟДﾟ)

昨日は彼にとって

とても楽しい一日だったので

飲みたくなったそうだ

そして

私には内緒にしてと言って

たばこも

吸ったそうだ

(￣д￣)

知り合った頃は

たばこを吸っていたのだが

1年ほど前

腫瘍マーカーが上がってきた時

止めるよう勧めたら

一時は本当に止めていた

だけど

どうやら私に内緒で吸っていたらしい

(-_-)

そして昨日は

いつもは話さないような深い話まで

友人と話をしたそうだ

楽しそうに笑って・・・

そのあと

胸が苦しくなり倒れた

(;’∀’)

友人が

「救急車！」と叫んだら

傍にいた人が

救急車を呼んでくれたり

側にいた医療関係の方が

心臓マッサージをしてくれたらしい

( ｀ー´)ノ

そして救急車の中から

私に連絡をくれた

救急隊員が電話を代わり

「心肺停止状態で蘇生を行っています。家族の方と連絡を取ってください」

と言った

(；ﾟДﾟ)

私は

彼の事を良く知っている方に

ご家族の方の連絡先を聞いたが

知らなかった

搬送された病院へ

目白カフェのメンバーが

駆け付けてくれた

だけど

ご家族との連絡を取る術を

誰も知らなかった

(ーー゛)

彼の事はみんな知っているのに

奥様の事も話は伺っているのに

肝心な事は誰も知らなかった

奥様と連絡がついたのは

彼が亡くなった後だった

(-“-)

実に彼らしい逝き方だった

大好きだった

目白カフェの帰りに好きなお酒を飲み

隠れて吸っていた

タバコを吸い

今日は

楽しい一日だったと言い

がん患者でありながら

がんで苦しんで

亡くなるのではなく

突然の心停止

(-ω-)/

今日は心がざわつき

いろんな思いを整理してみたけれど

彼が望んだ逝き方だったんだ

と思ったら

少し気持ちが落ち着いてきた

(｡-_-｡)

最後が1人でなくてよかった

楽しい1日でよかった

安らかに♰

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