結(ゆい)
先日
手先が器用で手芸が大好きな友人が
小さな産着を作ったと話してくれた
(・∀・)

そこはなんと
岩手に一緒に行ったみどりさんが
主宰している
「天使のちいさな産着作りの会」だった
(゜o゜)
みどりさんは
看護師であり助産師であり
僧侶でもあるという肩書の方
どの仕事も
命に向き合う大事な仕事だ
(-“-)
初めは看護師として仕事をしていたが
患者さんの死に立ち会うことも多く
それがとても辛かったので
誕生に立ち会うことのできる
助産師の資格を取った
(‘ω’)ノ
ところが
無事に産まれる命もあれば
流産や死産で亡くなる命も存在する
そんな状況をたくさん見てきた彼女は
命の事を学ぶために
仏門の勉強をし
僧侶となり
現在は今までの経験をもとに
3職を生かした活動を行っている
(・ω・)ノ
実は
みどりさんのお兄さんは
死産だったそうで
子どもの頃から亡くなったお兄さんの話を
お母さんから聞いていて
母の心の中で
亡くなったわが子の存在は
いつまでも
生き続けていると感じていたそうだ
( ̄д ̄)
助産師の仕事を通しても
流産や死産をきっかけに
精神的に病んでしまう方や
新たな命を授かり
妊娠出産を迎えても
辛い気持ちが消えず
感情に蓋をしたまま
育児や普段の生活に
向き合っている方々に出会った
( 一一)
流産や死産はプライベートな事であるため
気持ちをオープンに
話す場所や相手も限られてしまう
それに
予期せぬ突然のことなので
医療施設に
小さな胎児の洋服やおくるみなど
準備されていることが
ほとんどない
また
小さ過ぎてだっこすることも叶わない事が
多いそうだ
(-_-)
そのため
流産や死産でお子様を亡くされたご両親の
心のケアやグリーフケアの必要性を伝え
赤ちゃんの旅立ちに優しく寄り添えるように
小さな産着とおくるみを無償提供し
小さな命を尊ぶ活動を普及するために
「天使のちいさな産着作りの会 結(ゆい)」
を
立ち上げた
( `ー´)ノ
活動を始めた2年前は
友人や知人に
産着やおくるみ作りをお願いしていたが
次第に
地域ボランティアさん達が増え
今は
活動場所を提供してくださる方もいて下さり
医療従事者以外の方々にも
活動を知って頂けるようになってきた
(*^^*)
また
高齢者施設で産着作りに協力したいと
申し出くださっている所もあり
死産や流産を経験された方や
大切な方を既に亡くされ方々が
手仕事を通して
グリーフワークとなっているということを知り
新たな気付きがあったそうだ
(・∀・)
制作された産着やおくるみは
知り合いの病院に
無償で提供しているが
病院によっては
必要と思っても時間が割けなかったり
死産や流産されたばかりの方に
どのように声を掛けたらよいか不安だ
という
若いスタッフさん達からの声もあった
(-_-;)
また
産着やおくるみが
既に準備されていることが
縁起が悪いような
否定的な意見もあったらしい
(~_~)
そんな時
病院から依頼があり
みどりさんが直接
産着とおくるみをお届けして
死産後のママさんとお会いすることができた
“(-“”-)”
その方は悲しみを堪えながら
笑顔で接して下さり
持参した産着やおくるみの中から
赤ちゃんのために
柄や色を選んでくれた
その姿を見ながら
ひとつひとつの選択がママさんにとって
赤ちゃんのために
出来ることの1つなのだと感じたそうだ
(=_=)

その方は何度か流産をなさっている方で
初めて
産着やおくるみを着せることができ
誰かがボランティアで製作していることに
感謝してくださった
(^’^)
みどりさんは
産着の活動以外では
僧侶として
死産や赤ちゃんを突然死で亡くされた方の
火葬式などにも携わるそうだ
その時に
親子の繫がりを感じられるように
との思いで
赤ちゃんとご両親に手作りの数珠を渡し
おそろいの数珠を
付けてもらうそうだ
(^^)

生まれてくることができなかった命
でも
そこにもちゃんと意味があり役割がある
赤ちゃんを失ったママさんが
みどりさんの活動を通して
生きることに前向きになるメッセージを
受け取ることができますように✨
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