また一人

自分の命を絶ってしまった

何に苦しみどんな思いでいたのか

それは本人にしかわからない

でも

悔しい

生きたいと願っている人達が

この病気ブログのサイトには沢山いる

みんな必死に自分と向き合って

どうしたら人生の時間を延ばせるか

考えているのに

なぜ

生きられるチャンスをいとも簡単に

自分で断ち切ってしまうのか・・・

先週

知り合いの がんサバイバーの方が亡くなった

彼にはまだやりたい事があった

でも残念ながら その時間は与えてもらえなかった

自分で命を断ち切るなら

その人に時間をあげてよ

要らないなら

必要な人にあげてよ！

でもね

そんなふうにできないのが

命の時間

命の時間は神様が決めるもの

自分で無理やり断ち切るものではない

生きるという事は

楽しい事ばかりじゃない

辛いことや苦しい事も沢山ある

山あり谷ありだからこそ

ちょっとした事にも感謝できるようになり

些細な喜びも見つける事ができるようになる

人はひとりで生きている訳じゃない

家族 友人 今まで知り合った人達

多くの人達と支え合って生きている

病気になると

自分の命のために

どれだけ沢山の医療の方が関わっているのか

気付く事ができる

生きる事に辛くなったら

その人達の事を思い出してほしい

どんな人も

命を授かったからには

与えられた意味がある

それぞれに与えられた役割がある

その役割をちゃんと全うしようよ

その役割がわからないと思う方

あなたが生きているという事そのものが

この世にいる役割だから

そしてどうしても

辛くて苦しくてたまらなくなったら

神様助けて

と叫んでみて

クリスチャンでなくても

無信者でも

他の宗教の方でも

神様はちゃんと傍にいるから

神様というのが恥ずかしいなら

死んだおじいちゃんやペットの名前でもいい

あなたはひとりじゃない

ひとりじゃない

ひとりじゃないから

『あしあと』　
マーガレット・F・パワーズ　  松代恵美 訳

ある夜、私は夢を見た。私は、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでの私の人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上に二人のあしあとが残されていた。
一つは私のあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、私は砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
私の人生でいちばんつらく、悲しいときだった。
このことがいつも私の心を乱していたので、
私はその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。私があなたに従うと決心したとき、あなたは、すべての道において
私とともに歩み、私と語り合ってくださると約束されました。
それなのに、私の人生の一番辛いとき、一人のあしあとしかなかったのです。
一番あなたを必要としたときに、
あなたがなぜ私を捨てられたのか、私にはわかりません」
主はささやかれた。
「私の大切な子よ。
私はあなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みのときに。あしあとが一つだったとき、
私はあなたを背負って歩いていた。」

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