がん友師匠
病気になってから
がん友がたくさんできた
ブログで知り合った方や
がんカフェで知り合った方や
もともと友人だった人達や
今までの交友関係の他に
思ってもみなかった
繋がりができた
(*^^*)
その中で私が
がん友師匠と呼んでいる
サバイバー先輩がいる
彼は60代の男性
10年前に
甲状腺がんを患い
その3年後には
悪性リンパ腫
その3年後には
甲状腺がんからの
転移で
肺がんとなってしまった
(-ω-)/
でも今は
体の中のがんが消えて
2年前から
経過観察となっている
その様子は
以前ブログでご紹介しましたが・・
(‘ω’)ノ
師匠は
病気になる前
声を使う仕事をしていた
だけど
甲状腺がんの手術により
声帯が傷ついてしまい
声が出にくくなってしまった
そのため
仕事ができなくなり
落ち込んで
自宅に籠って臥せってた
そんな時友人が
修道院のシスターを連れてきた
(^ω^)
こんな自分を
憐れんでくれると思ったら
「寝ていないで修道院にいらっしゃい。あなたより困っている人は沢山います。」
いきなりそんな事を言われ
びっくりしたそうだ
(゜o゜)
あまりにも腹が立ち
「なら行ってやろう。どんな困っているやつがいるんだ」
そう思って行ってみたら
いきなり
エプロンを渡され
炊き出しの
手伝いをさせられた
( ̄д ̄)
でもそこには
寝る場所も無く
食べ物も無く
身寄りもなく
自分よりも
困っている人がたくさんいた
( ゚Д゚)
それから師匠の
ボランティア活動が始まった
師匠は
クリスチャンではないが
そこでの経験は
彼の人生を大きく変える分岐点
となり
その後の病気も見事に
乗り越えていった
( `ー´)ノ
その師匠が
3か月前
一緒にボランティア活動をしている
仲間が
体調不良と聞いて
家に行ってみたら
顔の左半分が化膿していて
目がどこにあるかわからないくらい
グチャグチャだったそうだ
その方は
50代の男性で
家族はいなくて
一人暮らし
(;’∀’)
すぐに救急車を呼んで
病院に搬送してもらったが
皮膚がんで
進行がとても早く
珍しい症例だったとの事
その後大学病院に転送となり
入院をして治療を行った
(”ω”)ノ
師匠は家族の代わりに
彼の様子を常に心配していた
そして
搬送から3週間後
まぶたの輪郭がわかるくらいに
腫瘍が小さくなり
光を当てるとかすかに
わかるようになったと
医師から
説明を受けた
(^-^)
その様子を
なぜか間違えて
私のLINEに連絡してきた
でも
搬送された仲間の事は
聞いていたので
私はホッとしたんだけどね
きっと師匠は
嬉しくて宛先を間違えるくらい
興奮していたのかな
(^_^;)
そして
今週その仲間が
無事に退院したそうだ
左目の回復は厳しいけど
「生きていてくれてありがとう」
師匠は私のLINEに送ってきた
だから私もね
会った事はないけど
「生きていてくれてありがとう」
と送り返した
(*^^*)
以前
「なぜボランティア活動をしているのか」
と尋ねたら
「こんな自分でも役に立つ事ができるのが嬉しい」
と言っていた
(*´ω`)
樋野先生の著書の中に
こんな言葉が書いてある
(‘ω’)ノ
人生に夢や希望をもてないようなら、自分より困っている人を探しに行ったらいい。 マイナス×マイナスはプラス。 本当に苦しんでいる人が、苦しいにもかかわらず、頑張っている姿に人は感動を覚えます。 もっと強く生きていこうと勇気づけられます。 同時に自分はまだまだと痛感させれます。 「明日この世を去るとしても、今日の花に水をやりなさい」より 樋野興夫 幻冬舎
人は
人と触れ合うことで
慰められ
パワーをもらえる
そして
そのパワーが広がっていく
だれでも
人にパワーを与える事ができる
あなたもね
(*´ω`)
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