2020.8.12 放射線治療初日
ドアを開けると海が広がっていた
灯台も見える
あれは?
カモメ?
イルカもいるか?
BGMは サザンのTSUNAMI
ここはいったいどこ? (´・ω・)?
ここは リニアック室1
病院の放射線室
壁には 犬吠埼灯台や鴨川シーワールドの絵が一面に描かれていた
そして 天井ににはイルカが一匹泳いでいる
部屋が明るいと見えないが
薄暗くすると 青い光と共に浮かび上がってくる
いよいよ 放射線治療が始まった
カーテンで仕切られた更衣室で上半身を脱ぎ
用意されたバスタオルで覆って部屋に入る
台の上に乗って両手をあげると 上にバーがあるのでそこを掴む
初日は緊張気味だったのか何度も
「体の力を抜いてください」
と声をかけれらた
治療には 放射線技師の3人がローテーションを組んで 2人ずつ担当してくれる
初日は CTの画像から照射位置をプログラミングした装置と体を合わせる
その作業があるので時間帯が決まっていて 午後3時からとなった
2回目以降は自分の好きな時間帯に予約をし
土日祭日抜かして毎日せっせと通う
私の場合は
25日間
胸と鎖骨の部分に
2グレイを照射
体には まじないのような印をマジックで書かれた
マジックが消えないように 上から透明なテープを貼る
特殊な医療用テープらしく 体の上に置いて霧吹きをかけて水で貼り付ける
首の下辺りも印を付けられたが
そこは服を着ても見えてしまうので
特殊なインクのペンで書かれた
青い光のペンでかざすと見えるらしい
治療の前には 体に付けられた印と装置が合っているかどうか確認するために 部屋を暗くする
治療を始める時は 部屋の電気を明るくする
放射線技師の方が
「動かないでじっとしていてくださいね。何かありましたら声をかけてください」
動いてしまうと別の所にあたってしまうから大変!
くしゃみも我慢! (>_<)
とにかくじっとしているのが私の仕事
部屋にはマイクがあるらしく 別室にいる技師にも聞こえるらしい
くしゃみが出る前に叫ぼう! (-ω-)/
そうすれば放射線を止めてくれる
技師の方が部屋を出て 治療が始まった
装置から音が鳴る
どうやら音が出ている間は 放射線が出ているらしい
でも 痛みもないし当たっている感覚も何もない
もちろん目にも見えない
最初は胸の左側から
そして装置が右に移動し 右側から左胸へ
最後は上から鎖骨に向けて照射
上に来た時に放射線の照射口が見えた
エスカレーターの下の部分のよう
真ん中の部分が組織の形に合わせて変化する
照射時間は それぞれの部位に2分くらい
通常は10分程度の時間で終わるらしい
お風呂に入る時は
マジックが消えないように!
泡のボディーシャンプーでそおっと洗うように注意された
それから ローションとかクリームをつけると消えてしまうのでそれも注意
徐々にこんがりと日焼けのような状態になるらしい
この夏は毎日せっせと日焼けサロン通いですな (‘ω’)
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放射線治療は肉体的にも精神的にも大きな負担ですね。『毎日』通うのも大変なことですねw
仕事前にちょいと放射線という方もいるようです。でも、治療の後は倦怠感もあるので、この後に仕事をバリバリやる方は大変だなと思いました。