2020.7.14 追加手術の日

手術は14時から開始

その1時間前までには受付をすませる

当日は 昼食抜きになるので遅めのブランチを頂き 病院へ向かった

付き添いは 夫が来てくれた

受付を終えて待っている間は 何となく落ち着かない

こんな時に 楽しい会話でもしながら待つ事ができればよいのだが

そこは結婚生活31年の熟年夫婦

特に話題もなく

どよ~ん (=_=)

重たい雰囲気が漂う

しばらくして名前が呼ばれた

手術室に向かった

もちろん自分の足で歩いて 👣

案内してくれた看護師さんに連れられて 手術室の受付まで来た

前回の手術の時は 受付前に何人か並んでいたが

今回は私1一人だけ

シングルライダーでの搭乗

受付横に更衣室があった

そこで手術着に着替えて荷物をロッカーに入れる

まるで〇○サロンとかに行くよう 

行った事はないが・・・ (;^ω^)

手術室に入ると 外科の主治医と助手の先生と看護師さんが待ち構えていた

手術室は広々としていた

前回は 部屋を見渡す余裕もなく手術台に横になったが

2回目ともなると ちょっと余裕が出てくる

昔アメリカのテレビドラマのERをよく見ていた

救急医療センターで働く医者や 看護師などの様子を描いたドラマだ

そのドラマだと 手術中は執刀医の好きな音楽を流す

リラックスして手術に挑むためだ

手術室には 小田和正の曲が流れていた

先生はこういう曲が好きなんだ  🎶

私も学生の頃に オフコースとかを聞いていたことあったな~  (^^♪

手術台に横になると 助手の先生や看護師さんが手際よく準備を始めた

「麻酔の注射をしますね。チクっとしますよ」

その後 電気メスを使って皮膚を切り始めた

皮膚が焦げる匂いがした  (;゚Д゚) 

煙も見えた (゜o゜)

「痛かったら言ってください。麻酔を追加しますから」

と先生が言い終わる前に 既に痛かった

「痛い!」

麻酔が追加された

そしてその後すぐに 電気メスで切っていく

歯医者での治療の時は 麻酔が効くまで待たされるが

この麻酔は即効性があるらしく 待たずに作業を始める

切り進めていくうちに またすぐ痛みが・・・

「痛い!」

と言ったら麻酔を追加

「痛い!」

と言ったら麻酔を追加

手術は麻酔かけてやるから痛くないと思っていたけれど

体にかける負担を少なくするために 必要な箇所に 必要な量の麻酔しか使わないらしい

だから 痛みを確認しながら麻酔を使っていく

これは一種の拷問だね  (>_<)

しかも

「僕と話をしている間に終わってしまいますよ」

と先生は言っていたけれど

痛みの確認しかしていないじゃん!

私の方は

「次の陣痛はいつくる?」 (≧▽≦)

みたいな感じで 体は痛みに備えてコチコチ 

その様子に気が付いた看護師さんが

「息子さん26歳ですよね。私も26歳なんです」

と私の顔を除き込みながら話しかけてくれた

事前に手術を受ける患者の事を 確認してくれていたようだ

モデルような綺麗な顔

まるで天使が舞い降りて来てくれたようだった 👼

「ちょっと向こうを見てくれる?」

そこへ悪魔のような主治医が看護師に声をかけて指示をした 👿

「少し離れますが近くにいますからね」

私の天使が離れて行ってしまった (T_T)

つかの間の安らぎから また痛みの時間がやってきた

「痛い!」

と言ったら麻酔を追加

「痛い!」

と言ったら麻酔を追加・・・

ようやく麻酔が必要な箇所に行き渡り 痛みが治まった

ふと上を見上げると ライトに先生の手術着の青と私の肌の色と赤い色が ぼんやり映っていた

でもそれは嫌いじゃなかったから ERの手術のシーンを想像しながらチラチラ見ていた

そして 取り除いた塊も見せてもらった

前回取り除いた腫瘍は パソコンの画面で見せてもらったが

ホルマリン漬けになっていて 干からびた感じだった

でも今回のは 取りたて新鮮な脂肪の塊だった

もしかすると この中にがん細胞が残っているかもしれないのね (゚д゚)!

ないかもしれないけど・・・ (+_+)

手術は予定通り1時間半で終わった

「痛い思いをさせてしまいましたね。もう終わりましたから」

と先生が申し訳なさそうに言った

「先生は小田和正が好きなんですか?」

と聞いてみたら

「いいえ、嫌いではないですが・・・」

どうやらその辺に置いてあったCDを助手の先生がCDデッキに入れたらしい 

ドラマと現実はちょっと違うのね (。´・ω・)?

手術室まで お迎えの看護師さんが来てくれた

全摘か温存かで悩んでいた時に 看護師外来を担当してくれた看護師さんだった

知っている看護師さんだったので

手術室での拷問の様子やら 先生が話をしてくれなかった事やら 愚痴ってみたら

「あら あの先生は手術中一番お喋りですよ」

話がちがうじゃないの! (ー_ー)!!

「それにしても手術を終えた人とは思えないほど元気ですね」

確かに 妙にハイテンションのままだった

そして 更衣室で服を着替え何もなかったように出てきた

痛みさえなければ 面白い体験だった (*^^*)

でも 2度目は嫌だな~

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50代♀ 夫1人、子ども4人、猫1匹 大学卒業後、子どもや音楽に関わる仕事をしてきた 子育てもゴールが見えてきた矢先 胸にシコリを発見! トリプルネガティブ乳癌 ステージ3 何とも嫌な響きのこの病気 ポジティブに変換すべき奮闘中!!!

4 Thoughts on “局所麻酔での追加手術”

  • そっか〜少し前の体験でしたね。
    そして放射線治療をされているのですね!
    阿保でごめんなさい🙏
    無事に終えられていて安心しました。
    それにしても、痛みを感じながらは辛いですね。

  • いえいえ✋ 気にかけていただきありがとうございます。痛みさえなければ面白い体験でしたよ。関係者しか入れない場所に特別に入れてもらったような感覚(*^^*)

  • そんなに痛いなんて『拷問』以外の何モノでもないですね>_< 身構えてしまいますから、全身コチコチにもなっちゃいます! … それほど麻酔は少なくて済む方が良いのですけれど… 良くガンバりました‼︎

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