第2部特別講演

第2部は 樋野興夫先生の特別講演

樋野興夫先生は 順天堂大学名誉教授であり 2008年に 患者の不安と向き合う「がん哲学外来」を創設された

自分や家族が「がん」と告知されると 様々な不安が生じる

でも医療現場では 患者の治療をすることに手いっぱいで 患者やその家族の精神的苦痛まで 軽減させることはできないのが現状

そういった医療現場と 患者の間にある“隙間”を埋めるべく「がん哲学外来」が生まれた

現在は病院だけに留まらず 対話を通して 患者や家族を支援していく「がん哲学外来＆メディカルカフェ」を 全国に広げていく支援もされている

メディカル・カフェは お茶を飲みながらゆったりとした雰囲気で 患者さん ご家族 医療者が同一の平面で対話する場である

http://www.gantetsugaku.org/index.php

私が通っている教会でも 2019年10月に樋野先生の講演を行った

そして メディカルカフェの場として 地域の方々に活用してもらう準備をすすめていた

私はその時 都合がつかず 講演会に行く事が出来なかった

その翌月に病気が発覚した

他人事と思っていた病気が 自分に襲い掛かり

何でだよ～　(T_T)

と嘆いていたら 牧師先生が講演のDVDを下さった

それを見て

ピコ～ン　💡

と閃いた！

私には ライブカフェの店を持ちたいという夢があった

小さな店で良いから 親しい音楽仲間と居心地のよい空間

そんな店が いつか持てたらいいなと・・・

カフェはカフェでも

ちょっと違うけれど

神様は私にメディカルカフェのお役目を下さったのだ

という事は

まだまだ私は大丈夫！　!(^^)!

でも コロナ感染者数が日に日に増えていき

教会のメディカルカフェは登録はしたものの 開催できずにいた

そんな時にこのイベントへの参加　

そして樋野先生の講演を 生で聴く事ができた

やっぱり私には 役目があるんだ 　(^-^)

と強く実感した

帰りに会場で販売していた「がんになって見つけたこと」という本を購入した

そこには 12人のがんサバイバー達の力強いメッセージが綴られていた

病気になった事で それぞれが自分の使命を見つけ 辛い闘病も前向きに取り組んでいる

しっかりと地面に足をついて生きている姿が見えた

病気も悪い事ばかりじゃない！

沢山の気付きを頂けた素晴らしい一日だった 🍀

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