ゴスペルコンサート
追加手術の前に もうひとつイベントがあった
ゴスペルコンサートだ!
ゴスペルは 奴隷制度時代にアフリカから連れて来られた黒人が キリスト教に救いを求めて賛美した黒人霊歌がルーツとなっている
日本でもここ数年の間に ゴスペルを歌うクワイヤが増えてきた
私が参加しているクワイヤには クリスチャンの方もいるが そうではない方も ゴスペルの歌に惹かれて歌っている
年齢も子どもからご年配の方々まで様々
歌っている曲は 黒人が歌うブラックゴスペル 白人のゴスペル 日本のゴスペル オリジナルの曲・・・
私は 長年音楽に携わってきた身ながら 実は歌う事に劣等感を持っていた
子どもの頃 母に「音痴」と言われた事がトラウマになっていると自分では分析している
妹は歌が上手かった
なので 余計劣等感を持っていた
とは思っていても 歌は嫌いじゃないので
そのトラウマを克服すべき ママさんコーラスやゴスペルのクワイヤに参加して歌を歌ってきた
一人で歌うのは苦手だが みんなと一緒に歌えば怖くない!
歌は 日頃のストレス発散にもなり 気持ちがよい
なのに このコロナ事情 (◞‸◟)
みんなで集まって歌う事ができなくなり ストレスは溜まる一方
集まって練習ができないので
Zoomでのオンライン練習が始まった
でも みんなでマイクをOnにして歌うと タイムラグが起きるので歌がずれまくり 大変な状態となる
そこで指導してくれるディレクターの声を聴きながら 参加者はマイクをOffにして 歌を練習していた
イベントは2020年7月11日
流山の教会で開催される『がん哲学外来』イベントに招かれていた
一部は ゴスペルコンサート
二部は がん哲学外来理事長の樋野興夫先生による講演
コロナ禍での開催となり 果たして予定通りに開催できるのか ギリギリまで不安だったが
人数制限をし 歌う人達もマスク着用
そして ビニールシート越しで歌うという 今までにない雰囲気での開催となった
久しぶりにメンバーとリアルに顔を合わせリアルに歌う
やっぱリアルはいいっすね~ 🎶
メンバーの顔に笑みがこぼれる
会場には距離を保ちながら置かれた椅子があり ほぼ満席
イベントに来られていた方は 同じくがん闘病中の方や ご家族ががん患者の方々
私達の可愛らしいダンスに合わせて手を動かしたり体を揺らしたりしてくれた
3曲目のイントロ部分で我らのディレクターKさんが私達の方を振り返り
「最初ソロ歌うね」
と いきなりマイクを手に持ち歌い出しても
いつもの事と 何事もなかったようにやり過ごしている仲間達
やっぱ このライブ感好き♡
次の歌の合間に メッセージを頼まれていた
しかも 当日の朝いきなり・・・ (^-^;
何を言おうか ギリギリまで考えがまとまらなかったが
病気になってからの事 そして今の気持ちや3日後に控えた追加手術の事を話した
それから 乳がんの本の体験談に書かれていたシスターの言葉を紹介した (ご存じない方は『気分は下降気味』の投稿をお読みください)
その後 私の大好きな歌『My life is in your hand』をクワイヤの仲間と歌った
You don't have to worry And don't you be afraid Joy comes in the morning Troubles they don't last always For there's a friend named Jesus Who will wipe your tears away And if your heart is broken Just life your hands and say Oh! I know that I can make it I know that I can stand No matter what may come my way My life is in Your hands 心配しなくていい 恐れなくていい 朝には喜びがやってくるから 困難はいつまでも続かない イエスと言う名の友がいるのだから 彼はきみの涙を拭ってくれる 悲嘆に暮れる時には ただ手をあげてこう言えばいい おお 私にはやり遂げられるとわかっています 私には耐えられるとわかっています 私の行く道に何があろうとも 私の人生はあなたの御手にあります
追加手術の前にこのコンサートに参加できた事
自分の気持ちをメッセージとして伝える事ができた事
やはり これは偶然ではなく必然な出来事
私の行く道に何があろうとも 私の人生はあなたの御手にあります ♰
感謝!!
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♪ My life is in your hand歌いながら涙こぼれましたね。
病を得たAkoさん辛いけど、主の御手の中にあって
必然だとの思いに満たされていて、Akoさんの輝きを感じます。
歌詞がその時の自分の気持ちと重なって歌うというより祈りみたいな気持ちでした。歌はよいね。自分の気持ちを吐き出せる。一緒に歌えてよかったです(*^^*)
ビニールシートにマスク… それでも中止にならず、開催されて良かったですね^ ^ 歌を歌い聴くことは、人間の大きな歓びのひとつで、大切なモノですね♡ このコロナ禍だからこそ、より『リアル』でのふれあいは必要なことと感じます。
今まで当たり前にできていたみんなで歌を歌う事が、コロナの影響によりできなくなりました。今までの当たり前が、いかに大事な時だったのか思い知りました。