体の一部
手術が終わって目が覚めたら 私の体から管が生えていた
これは何? (゜o゜)
そう
ドレーンちゃん
看護師さんが 可愛らしい手作りポシェットに入れてくれた
いつも首から下げていて どこへ行く時も 何をするときも一緒
入院中は 朝昼夕晩1日4回~5回 看護師さんがお世話をしてくれた
術後2日目くらいから「自分でやってください」と指導を受ける
そうよね
今は私の体の一部だもの
管は 左脇下の横から生えている感じ
挿入部は 透明のテープで守られている
そして管の先には こんなものが付いている
この中に手術後の体内に溜まった水分や血液やリンパ液などが排出される
お世話の仕方
- キャップを開ける
- 中に空気が入りプク~と膨れる
- 横にメモリがついているから廃液の量を確認して記録する
- 廃液を捨てる
- 真ん中を右手と左手の親指でグッと押す
- 真ん中がパコンと凹む
でも時々 頑固ちゃんになって固くて押せない時がある
そんな時は 手首に近い場所の手根を使ってグイッと押す
- キャップを締める
- 下の方をパキッと折り上げる
- 吸引が開始される
最初の頃は 赤くてミミズのような糸みたいなのが出てきていた
だけど だんだん色が薄くなってきて量も減ってくる
病院によっては ドレーンが取れてから退院になる所もあるらしい
でもこの病院は いかに早く普通の生活に戻れるかに重点を置いているらしい
特に問題なければ ドレーン付きでも退院となる
そして 1週間後の診察で取れる予定
退院後も このポシェットを貸してもらえるのか聞いてみた
もしも 自分で作らなければならないのなら大変!
そこはきちんと確認せねば!
ポシェット無料レンタルだった
ラッキー♡
退院したばかりの頃は 1日4回のお世話が必要だったドレーンちゃんだが
次第に間隔が開いても大丈夫となり 朝昼夜の3回になった
赤ちゃんの授乳時間と一緒!
ドレーンちゃんも成長したのね (*^-^*)
シャワーを浴びる時はちょっと大変
ドレーンちゃんをポシェットから出してから 私の服を脱ぐ
その間ドレーンちゃんはブラブラぶら下がっている
管を踏んだりしないように 踏み台を近くに寄せてその上で待機させ
服を脱ぎ終わったら ドレーンちゃんが濡れないように ビニール袋で包んであげる
シャワーを浴びている間も すぐそばの椅子でお利巧に待機
終わったらビニール袋から取り出し タオルでやさしく拭いてあげる
そして 私の着替えが終わるまで 踏み台の上でおとなしく待っている
シャワーの後は 管が刺さっている脇の絆創膏が剥がれていないかも要チェック
挿入部から細菌が入ったら大変!
剥がれていたら新しいのと交換してあげる
トイレに行く時も 管を間違って引っ張らないように注意が必要!
慌てて駆け込むとドアノブに引っ掛けてしまう事がある
ズボンやパンツも勢いよく下ろすのも危険 (>_<)
管が絡まないように注意しながら そおっと下ろす
お出かけする時は 見つからないように服の中に隠してあげる
ちょっぴり恥ずかしがり屋さんなの (;^ω^)
寝る時も もちろん一緒!
寝返りでつぶさないように気をつかう
いつもは 右肩から斜めにポシェットをぶら下げているが
寝る時くらいは別の向きにしてみようとやってみた
左肩から斜め抱っこ
管がのびてしまうのでイマイチ (ーー;)
首にかけて前抱っこ
ポシェットの紐が首に食い込んで ちょっと痛い (≧▽≦)
色々とバリエーションを変えてみたが 一番しっくりくるのはやっぱり
右肩から斜め抱っこ
(*^▽^*)
そして 退院から1週間後ドレーンちゃんとお別れの時がきた
診察室に入った
「ドレーンの量は一日どのくらいですか?」
「80mlくらいです」
「じゃあまだ抜けないね。50mlくらいにならないと・・・ また来週来てください」
今までで一番短く一番安い診療だった
という訳で
もう1週間 ドレーンちゃんとの日々が続いたのであった
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身体から『管』が生えている時は、必要なこととはいえ、お世話も必要だし、取扱注意で、何かと大変なのですね。 私は尿道カテーテルしか体験しておりませんが、動きなどにより痛みを伴うことが多々あり、苦痛でした。 お痛みは無かったようで何よりです。でも、生えるより『映える』方が断然イイですね^ ^
病院によっては手術中尿道カテーテルを入れられるそうですが、私が治療している病院では2~3時間の手術なら装着せずにやるそうです。だから有り難かったですね。ドレーンの管が入っている所はずーっと痛みはありましたよ。
傷の痛みなのか管の痛みなのかよくわからない感じでしたが、とにかく早く取ってほしいという感じでした。やはり体に管が刺さっているのは見た目にも痛そうですからね(>_<)