先週末に我孫子で

ちょっとしたイベントがあり

地域で活動している5人の方が

自分の仕事や活動内容などを

登壇された

(^-^)

私も

あびこカフェを

開設するまでに至った経緯など

登壇する機会を頂き

10分間のプレゼンをしてきた

(-ω-)/

私は病気になる前

ちょっとした夢があった

それはライブカフェの店を

持ってみたいという夢

美味しい食事に心地よい音楽

気の合った友人達との

楽しいお喋りの場

そんなホッとできるスペースが

我孫子でできたらいいなと思っていた

(*^^*)

ところが

2019年11月

乳がんを告知された

最初に頭に浮かんだのは

がん=死

(;一_一)

まだまだ

先まで続くと思っていた

自分の人生が

そうではなく

死は隣り合わせにあったと気がついた

(-_-;)

しかも

トリプルネガティブ乳がんで

ネットで検索すると

予後が悪い

悪性度が高く

再発リスクも高い

トリネガ3Cの場合

5年無再発生存率は40%

( 一一)

当時

ネット検索をすると

何もプラスの言葉が

見つからなかった

そんな不安と孤独感の中で

私を引き上げてくれたのが

樋野興夫先生の著書

( `ー´)ノ

著書の中に

書いてあったいくつかの

言葉の処方箋に励まされた

特に

『病気があっても病人ではない』

これは抗がん剤治療で

辛い思いをしていた時

自分を

奮い立たせる言葉だった

( ̄ー ̄)

そして

『解決はできなくても解消はできる』

逃れられない事を

逃れようとするのではなく

見方を変えればいいのだと

気が付いた言葉

(゜_゜)

それから

『人は最後に死ぬという大切な仕事が残っている』

この言葉には

ドキッとした

(;’∀’)

樋野先生は

よく

「人生は品性の完成だよ」

そう仰る

みんな誰にでも訪れる『死』

という最後の仕事に向かって

どのように生きるか

あらためて

考えさせられた言葉である

(-.-)

樋野先生は

2008年に順天堂大学病院で

がん哲学外来を開設された

その後病院外にも

がん哲学外来カフェとして

展開されたという話を聞いて

私の頭の中にカフェ

という文字が

浮かび上がった

(・∀・)

私がやりたかった

ライブカフェとは違うけれど

心がほっとできる場というのは

同じ事

もしかして私は

がん哲学外来カフェをやるために

病気になったのかもしれない

そうなら治療が終わっても生かされるはず!

そう思って

前向きに治療に向き合える事ができた

(‘ω’)ノ

そして治療が終わり

経過観察となった時

コホミンの前館長と

病院の採血室前での

偶然の再会や

あびこカフェを起ち上げるために

必要な方々との出会いがあった

( ˘ω˘ )

あびこカフェに参加された方が

「誰に思いを話してよいかわからず心細い思いをしていたけれど、心が軽くなった」

と言って下さったり

「自分より大変な状況の方が、前を向いてしっかり生きている姿を見て、自分も頑張ろうと思った」

と言って下さったり

初めは不安げな表情で参加された方が

参加される度に

明るくなっていくのを見ていると

自分に託された使命は

やはりこれだったと確信している

(^ω^)

ここまで話をしたら

後方から

残り3分の札が見えた

( ゚Д゚)

まだ

どうしても

お伝えしたい事が残っていたので

早口になりながら

「最後に皆さんにお伝えしたい事3つ」

として

話を続けた

(・_・)

一つは

『がん=死ではない』

という事

医療は日進月歩

日々新しい薬や治療法が開発されている

トリネガの治療にしたって

私が受けていた時とは違って

新しい治療法が確立されている

(・ω・)ノ

たとえステージ4

となっても

共存して生きていくこともできる

治療をしながら

仕事も生活もできる

(”ω”)ノ

ネット上には

いろんな情報があるけれど

正しくない情報もたくさんある

病院で行う標準治療は

エビデンスのしっかりとした治療

病気になった場合は

正しい知識を得てほしい

(-“-)

2つ目は

『全ての事には意味がある』

自分にとってよくない事でも

見方を変えればプラスとなる

私は

自分が乳がんになって

ようやく

地に足がついた人生を送っている

感じられるようになった

目の前で起きている事は全て

自分へのメッセージ

と思って受け取ってみて

すぐにその意味がわからなくても

いつか

その意味がわかる日がくるはず

(´-ω-`)

そして3つ目は

『人生は思っているより短いから、やりたい事を後回しにしないで』

この言葉は35歳で亡くなった

トリネガの女性の方の言葉

このブログでもお伝えしたが

私は彼女から受け取った言葉を

多くの方に

伝えたいと思っている

“(-“”-)”

これは

がん患者でなくても皆同じ事

病気でなくても事故や災害で

命の時間は突然

終わってしまうかもしれない

死に向かっているのは皆同じだから

(=_=)

なので私も

もう一度

ライブカフェの夢を持ち続ける

そう宣言してきた

あびこカフェの時のように

私にその使命があるならば

道が開けるはず!

(*^-^*)

10分という短い時間だったが

全て思いを打ち明けてきた

2分くらいオーバーだったかも?

でも

最後まで話をさせて頂き感謝!

自分の事を

見つめなおす良い時でした

(*´▽`*)

ご清聴ありがとうございました

m(__)m

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50代♀ 夫1人、子ども4人、猫1匹 大学卒業後、子どもや音楽に関わる仕事をしてきた 子育てもゴールが見えてきた矢先 胸にシコリを発見! トリプルネガティブ乳癌 ステージ3 何とも嫌な響きのこの病気 ポジティブに変換すべき奮闘中!!!

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