奥様を亡くされた方からの感想
先日の
あびこカフェ1周年記念イベントに
足を運んで下さった
男性がいた
(・ω・)
以前からの知り合いで
このイベントの事をお伝えしたら
その日のうちに
申し込みをして下さった
(^ω^)
そして
イベントが終わってすぐに
メールを頂いた
(‘ω’)ノ
実は僕の前妻は2000年の1月に乳がんで亡くなりました。 ステージⅡの診断を受け、当時の主治医から余命1年と聞かされて頭をハンマーで殴られたようなショックを受け、そこから勉強を始めました。 なんとか良い先生と治療法を探して治してやりたい…と。 しかし、手術後の病理検査で未分化のスキルスとわかっていて、6クールの抗がん剤はどんどん妻の生気を失わせるのみ。4クール途中で止めました。 でもがんは骨、肝臓へと転移。そこから当時まだ未完成な免疫療法に切り替えたものの、約半年の延命が適ったにすぎず、帰らぬ人となりました。 その時、娘は中学3年。高校入試の発表日前日に母親を亡くした娘は、以来「わたしは結婚しないでとうちゃんとずっと一緒にいる…」などと健気にも申していたものです。 「明日この世を去るにしても 今日の花に水をあげなさい」と聞いた瞬間、不覚にも涙が襲いました。亡き妻が最後に「娘のことは何も心配していないの。あの子は立派に自立できます」と言い残したのは、たった15年で育て切ったという自信だったのでしょう。 そして自分は生き急いだのだと。 22年前、神様から見捨てられたと思ったわが家は、それから5年後に新しいパートナーが来てくれて、以来仲良く3人で歩んできました。 結婚しないと言っていた娘は、今年になって良き伴侶を見つけたのでしょう。 今月入籍するそうです。今日はホントに呼んでいただきありがとうございました!
そんな経験があったから
興味を持ってくださったのだと
メールを頂き納得をした
( 一一)
現在の乳がんの治療は
ルミナルA・ルミナルB・HER2・トリプルネガティブ
4つのサブタイプに分類され
治療方針が
決められていく
けれど
22年前の治療はどうだったのだろうか
医学的なことはわからないが
今ほど
詳しく調べて治療する事は
出来なかったのかもしれない
( ̄д ̄)
もしかすると今なら
ステージ2と診断された時に
救えた命だったかもしれない
彼のメールを読みながら
そんな事を思ってしまった
(-_-;)
医療は日進月歩
数年前は使えなかった薬が
現在はあたり前のように
使えるようになったり
救えなかった命が
救えるようになったり
全てそれらは
先に天に逝った方々の
データーの上に
私達の治療が成り立っているのだと
そう思った時
感謝の気持ちでいっぱいになった
m(__)m
そして
私達のデーターも
未来の方々のために
きっと役立っているんだろうね
いつか
完治できないがんと診断されても
共存しながら生きるのが
あたり前の世の中となるはず
そんな風に
願っているよ
(^-^)
にほんブログ村
↑ ランキング参加中!ポチッとよろしくお願いしますm(__)m
人気ブログランキング
↑こちらもぜひ ポチッとお願いします m(__)m
akoyanonさん はじめまして
茨城県の県西部に住んでおります、Yumiと申します。
毎回 ブログを拝見しておりましてakoyanonさんの前向きなお考えや行動力にとても感心しております。
ありがとうございます。
私の母も今年78歳で乳がんを患い先月右乳房全摘の手術をし、現在結果を待っている状況です。
術前検査ではトリプルネガティブということ。術中の検査ではリンパに転移はないとのこと。
母よりも娘の私のほうがこれからの結果を待つ間 とてもネガティブになってしまっています。
当の本人はというと、術後2日目から院内を散歩しリハビリもしっかり受け、8日間で退院。翌日から公園をウォーキングへと高齢にしてはアクティブに動いております。
トリプルネガティブの治療は手術と抗がん剤治療という情報しかネットの中には見つけることができず、また
高齢者への抗がん剤治療についての症例が少ないため、これから先 どのようになっていくか見えぬ不安との闘いがありました。
そのようなときにakoyanonさんのブログにたどり着き、少し前向きな気持ちになったのです。
あびこカフェなどでの参考になるお話 とてもありがたくブログを通して拝見してます。
これからも心が温まるようなお話 お聞かせください。
そして ご自身 ご家族様がお元気でいられますように願っております。
Yumiさん、ブログ訪問、コメントありがとうございます。
お母様の事、いろいろとご心配ですね。
でも、アクティブに動かれているご様子ですので、抗がん剤治療もきっと前向きに挑んでいかれる事と思います。
今の抗がん剤治療は、それぞれの副作用の様子に合わせて、無理なく進めて下さいます。つい最近、80歳になられる友人のお母様が、同じトリネガで抗がん剤治療を終えました。
やはりご高齢のため、抗がん剤を嫌がっているお母様に受けさせるのを、友人は躊躇っていましたが、主治医や看護師さんのサポートもあり、最後まで終える事ができました。
乳がんは、最初に診断された時、食い止める事ができるかで、予後が変わってきます。治療があるのは有難い事。先輩方のデーターが今の治療に役立っているのですから…
体調が守られて、しっかりと食い止める事ができる事を祈っておりますね。(^^)