願いが全て叶ったら?

昨日紹介した

造形作家のリンさん

彼女が造った作品に

もう一つ興味深い作品があった

(*^^*)

聞く地蔵と聞かぬ地蔵

「どんな話なのか後で調べてみてね」

彼女が言ったので

調べてみた (p_-)

昔々、ある村にどこからともなく現れた老僧が、荒れ果てたお寺にこもって
コツコツと何かやっていましたが、ある日村人を集めて言いました。
「ここに2つのお地蔵様ができております。この1体は、村の西のはずれの峠道に、
もう1体は東のはずれの峠道に立てなさい。そして、東のお地蔵様は願いをかければ、
なんでもたちどころにかなえて下さいますが、西のお地蔵様は願いをかけてもなかなかかなえてくれません。
しかし、皆は西のお地蔵様に参ったほうがよいぞ」
そう言ったかと思うと、老僧はいつの間にか姿を消していました。

 これを聞いた村人は、お参りなさいと言われても、願いをかけても、
すぐにかなえてくれない西のお地蔵様にお参りするものはなく、先を争って東のお地蔵様にお参りしました。
「病気を治して・・・・」とか「金持ちに・・・・」と願いをかけると、たちどころにかなえられるので、
村中の人が競争でお参りするようになりました。
1年・2年と日が経つにつれて、村中皆金持ちになり、病気の人は1人もいなくなりました。

 ところが、村人達の欲望はエスカレートする一方で、
「私を村一番の金持ちに・・・・・」「村で一番立派な家を建てて・・・・・・」
とみんなが願いをかけるので、村中金持ちだらけになって、誰も汗水流して働く者はいなくなりました。
そのうちに自分だけが幸せになりたいと「誰を不幸にして・・・・・」「誰を病気にして・・・・・」
「誰の目を見えなく・・・・・」などと、そんな願いをかけても、東のお地蔵様は即座にかなえてやるので、
だんだん貧乏な人が多くなり、病気の人が増えて、村はすっかり荒れ果ててしまいました。

 そんなある日、いつかの老僧がひょっこり村に現れて、
「それ見なさい。だから私が最初に言ったように、願い事を聞いてくれない西のお地蔵様に参るがよいぞ」
と言ったかと思うと、また姿を消してしまいました。

 西のお地蔵様は、願い事を聞いて下さるわけではないので、村人はお参りしてもただ拝むだけでした。
そして、村人は勝手な願掛けをやめ、欲張るのをやめて皆一生懸命働くようになりました。
やがて村は、もとのように平和な村になったということです。

これは

宇野浩二という方が書いた

「聞く地蔵と聞かぬ地蔵」という童話

昭和2年に発行された童話集に

載っているらしい

中学校の道徳の授業でも

使われているそうだ

(-ω-)/

人間の幸せって何だろう?

願いが全て叶う事?

何の問題もなく

人生を過ごす事ができたら

幸せに思えるかもしれない

(-_-)

何事もなく過ごせますように

ついそう願ってしまうが

何かがあるから

今まで気が付かなかった事にも

気づかされ

ほんの小さな出来事も

大事に思う事ができる

( ̄д ̄)

時には悔しい思いを

時には悲しい思いを

時には嬉しい思いを

何かがあるから心が動かされる

何もない人生より

沢山の経験がより豊かな人生となる

(^-^)

あなたは

どんな人生を生きていく?

私はね

病気になって初めて

自分の足でちゃんと立てた気がする

この道がどこまで続いているか

わからないけど

しっかりと立って踏み外さないように

歩いていけたらいいな

(^ω^)

越えられない試練はない

( `ー´)ノ

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50代♀ 夫1人、子ども4人、猫1匹 大学卒業後、子どもや音楽に関わる仕事をしてきた 子育てもゴールが見えてきた矢先 胸にシコリを発見! トリプルネガティブ乳癌 ステージ3 何とも嫌な響きのこの病気 ポジティブに変換すべき奮闘中!!!

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